le dd

le dd dreamについて

イギリスにとても探究心の強い建築家がいました。
彼女は材料やデザイン又はインテリアに対する情熱が強く、絶えず新しい実験を重ねていました。そういった考え方や行動が故ダイアナ妃に似ているということで、友人は彼女のことを「Lady Di(レディー・ディー)」と呼んでいました。
何年も前のことですが、彼女はハイテクノロジー企業に勤めるストラスブール在住のアンドレア・トーマットと当地で双方の友人と共に会食する機会があり、彼らは共通の興味、仕事、新製品の研究、経験と新しいアイデアなどについて熱心に話していました。そのなかで彼女はイタリアで出会ったある材料について語りました。その素材は柔らかくて、空気を通し、伸縮性がある、まるで「第二の皮膚」のようで革新的なプロダクトには理想的な布だと言うのです。
トーマットはそのとき強い関心をもって聞いていましたが、 月日が過ぎるうちにこの出合いの記憶もうっすらとしたものに変わっていっていました。

数年後、トーマットはイタリアに渡り、アパレルの製作部門で働くこととなります。彼の主な仕事は、新素材による製品開発でした。
ある日、偶然にも彼はストラスブールであの晩聞いたものと同じ材料を見つけてしまいました。するとあの晩での会話の記憶がよみがえって来て、彼は決心しました。
"When such special things happen, you have to try."
そして、プロトタイプ製作と様々なテストがすぐに行われることとなります。
快適さをはっきりと体感できる、そして身体のなかで最も敏感な部分である足にかかわるプロダクトが最適であろうと考え、最初のプロダクトであるスリッパが製品化されました。ここで彼には再び彼女の言葉が思い出されます
"You can do more, a lot more with it."
こうして、スリッパだけにとどまらず、新たな製品開発を続けることとなりルームシューズやバッグなどの製品化にも積極的に取り組んでいます。
そしてトーマットは彼女への献辞の意味を込めて、このプロジェクト名を"Le dd(レ・ディーディー)"としました。